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2006年05月09日
あの人に贈る曲 (5)
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
ベームが来日した、たぶん80年のときに記念盤として、
モーツァルトの交響曲40,41番・R.シュトラウスの「英雄の生涯」とともに
発売になり、それを聞いたのが初めてと記憶している。
初めて聞いたときは(まだベートーヴェンはあまり聴いていなかったので)
そのベートーヴェンらしくない曲調と、あがったりさがったりを繰り返す
ピアノの旋律に衝撃を受けた。
だいぶたってから、グルダ盤を聞くことになったんだけど、
そのときに初めてカデンツァが二種類あることを知った。
(またさらにそのあとで、1番、2番にも複数のカデンツァがあるコトを知る)
で、聴き親しんでいたポリーニのほうがマイナーな方だった。
最初は一般的なバージョンほうに違和感を感じていたけれど、
だんだん、そっちのほうがスキになってきた。
マイナーなほうがなんだかあっさりしているので。
うれしいことがあった夜に。
投稿者 ねこりん : 2006年05月09日 21:04
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